健康オタクがあれこれ言うブログ

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腸が第二の脳と呼ばれる理由とは?

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「緊張するとお腹が痛くなる」

「ストレスを感じると便がゆるくなる」

みなさんこういった経験はありませんか?

このような事が起きる原因は、腸と脳の関係にあります。

これから、腸と脳の関係を詳しくご説明します。

腸が第二の脳と呼ばれている理由

腸には「腸神経系」と呼ばれる独自の神経ネットワークを持っています。

この腸神経系は、脳からの指令がなくとも、独立して働く事が可能です。

このことから、腸は「第2の脳」と呼ばれているのです。

脳腸相関とは?

腸神経系は、自律神経を介して脳と連絡を取り合っています。

このことを脳腸相関と言います。

これで、「緊張してお腹が痛くなる」、「ストレスを感じて便がゆるくなる」と言う理由が説明できますね。

人間がストレスを感じた場合、そのストレスが脳から自律神経を介して、腸に刺激が与えられます。

よって腹痛を感じたり、便がゆるくなるというメカニズムです。

腸には他にも驚くべき働きをしています。

気になる方は続きをご覧ください。

免疫系

じつは、人間の免疫系の約70%は腸にあります。

免疫系とは、体に入ってくる異物や病原菌を退治する役割を担っています。

病原菌は、口を介して入り、そのまま腸に行き渡ります。

行き渡った病原菌は、腸の免疫系である腸管免疫によって、LgA抗体と呼ばれる抗体によって退治されるのです。 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

腸は単に食べ物を消化をする器官だというイメージからガラっと変わったのではないでしょうか。

また腸に関するブログを発信していきます。